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Clover Egg(1902年制作)
- 初掲載:2016/8/8
- 最終更新:2017/02/12
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各エッグの個別データです。
27.Clover Egg(1902年制作)
通称:クローバーエッグ
制作:1902年
製作地:サンクトペテルブルク
主な材料:金、プラチナ、ダイヤモンド、ルビー
サイズ:高さ3.9"(9.8cm)
所持者:モスクワ・クレムリン博物館
概要: ニコライ2世によって皇后アレクサンドラに贈られたエッグ。
クローバーの茎と葉で卵の形を表しているエッグ。非常に小さな金糸で織ってあるように見えます。
ルビーを埋め込まれた金色のリボンが、所々に巡らされています。
このエッグの葉は透明なエナメルになっています。
透明感のあるエナメルを作成することは非常に困難とされていた故に、
このエッグに用いられている技術は、評価が高いそうです。
このエッグに内蔵されていた宝物(皇帝の娘の肖像)は消失しています。
しかし、卵の構造から、肖像ミニチュアは卵の内部で固定されていたと考えられています。
ちなみに、このクローバーエッグの葉は、ニコライ2世および皇后アレクサンドラの
「幸福な結婚のシンボル」とされています。
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