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Trans-Siberian Railway Egg(1900年制作)
- 初掲載:2016/8/8
- 最終更新:2017/02/12
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各エッグの個別データです。
23.Trans-Siberian Railway Egg(1900年制作)
通称:シベリア横断鉄道エッグ
制作:1900年
製作地:サンクトペテルブルク
主な材料:プラチナ、染色された金、銀、ダイヤモンド、ルビー、シマメノウ、水晶、木、絹、ビロード
サイズ:高さ26cm、列車39.8cm
所持者:モスクワ・クレムリン博物館
概要:ニコライ2世によって皇后アレクサンドラに贈られたエッグ。
卵にはロシアの地図が描かれており、その地図には、シベリア鉄道のルートが彫られている。
卵は、金メッキを施した銀で鋳造された、3匹の剣と盾を持つ
ロマノフ・グリュブスによって支えられている構造。
卵の中にはシベリア鉄道の列車の模型が収められている。
車両は、ダイヤモンドのヘッドライト(後部明かりはルビー)を備えたプラチナ製の機関車、
および水晶で出来た窓をもつ黄金製の5両の客車で構成される。
客車は「喫煙車」、「女性専用車」、「郵便車」、「禁煙車」、
最後の客車は「礼拝堂」(インペリアル列車のみに追加された車両)。
列車は黄金製のキーでネジを巻くと、動く仕掛けになっている。
1900年に、国家の事業として奨められていたシベリア横断鉄道が完成し、
その完成を祝うために作られたエッグでもあります。
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