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烏丸蓮耶(からすまれんや)(注意:名探偵コナン原作96巻までのネタバレ記述あり)


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注意:2019年6月8日現在、アニメ化されていない話のネタバレも、一部記述に含んでいます。
   このページ上では、原作コミックス96巻までの内容に関する記述が含まれていますので、
   ご了承願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

烏丸蓮耶(からすま れんや)とは

世間的には半世紀前に謎の死を遂げた大富豪といわれる。
烏丸グループのトップであり、黒ずくめの組織のボスとされている人物。
仮に生きている場合、推定年齢140才以上となる。

原作96巻時点では、シルエットのみの登場で、
そのシルエットは、鼻が大きく、
頭髪は後頭部部分には生えている。
原作30巻と95巻共に、肩にカラスが止まっているシルエット。
体躯はやや肥満気味であるが、手は老人のそれである。
スカーフを首に巻き、丸いグリップ(持ち手)の杖をついている。
原作96巻までの作中では、声は発していない。

原作95巻で、ようやく烏丸蓮耶が組織のボスであることが明かされた。
組織のメンバーには、あの方、ボスなどと呼ばれることが一般的。


シルエット登場話数:

名探偵コナン原作30巻FILE.5「惨劇[トラジディ]」
名探偵コナン原作95巻FILE.5「ホラ♡」
名探偵コナンアニメ219話「集められた名探偵!工藤新一vs怪盗キッド」
名探偵コナンアニメ942話「マリアちゃんをさがせ!(後編)」

※なお、アニメ942話「マリアちゃんをさがせ!(後編)」の放送内容に合わせて、
 アニメ219話「集められた名探偵!工藤新一vs怪盗キッド」の
 黄昏の館編のみを抜粋、再編集した「集められた名探偵」の前後編が
 2019年5月18日と25日に、デジタルリマスターとして放送されています。

原作初登場の「黄昏の館編」(原作30巻)

烏丸蓮耶は、山奥にある「黄昏の館」の過去の所有者であり、
その館で起きた怪盗キッドに絡む事件により、
作中に逸話の一つとして、名前が登場する。

黄昏の館は、烏丸蓮耶が母親から受け継いだ遺産の一つ。
この館は烏丸の別荘だったことが30巻で触れられている。

黄昏の館に残されていた食器類や
カトラリー(スプーン、フォーク、ナイフ)には、
丸くかたどられた縁に、リアルなカラスのレリーフが入った
紋章が使われていて、烏丸の紋章と言われている。

 

烏丸蓮耶本人が関わった、40年前に「黄昏の館」で起きた惨劇について

 

烏丸蓮耶は、40年前に、別荘である黄昏の館に
多数の学者を招き入れ監禁し、
黄昏の館に隠された母親からの遺産の謎を解こうとしていた。

40年前の時点で100歳を超える年齢であることが
原作30巻の千間探偵の話で確認できる。

「100歳を超える大富豪が昔母親から受け継いだ館に
 財宝が隠されている手がかりを見つけ、
 自分の命が尽きる前にその宝を一目みたいから
 探してくれという話だった」
とのこと。

手がかりとは、
「二人の旅人が
 天を仰いだ夜
 悪魔が城に降臨し
 王は宝を抱えて逃げ惑い
 王妃は聖杯に涙を溜めて
 許しを乞い
 兵士は剣を自らの血で
 染めて果てた」
の言葉。

この言葉が、40年前当時、わら半紙にガリ版刷りで
館に集められた学者たちに配られたと思われる。

千間探偵の話では、
死期を悟り、業を煮やした烏丸蓮耶が、
監禁状態においていた学者たちを
見せしめに一人ずつ殺害し始めていた事が
父親・千間恭介からの手紙に、
針を使って書かれた文字で刻まれていた。

このことから、烏丸蓮耶によって、
手紙の検閲もされていたと思われる。

40年前の事件の惨劇後、20年経ってから
千間探偵が手紙の真相(針で開けられた文字)に気がついたが、その頃には
「蓮耶は死に絶え、烏丸家も衰退し、館も人手に渡っていた」
とのこと。

また親からの遺産として烏丸蓮耶が所有していた「黄昏の館」は、
現代では、人手に渡っている状態だった。

なお黄昏の館の遺産の真相は、40年前当時解明されておらず、
千億は下らないと言われた本当の遺産は、
烏丸蓮耶自身が、手に入れることはなかった。

なお、40年前に起きたオークションの話は、
財宝の手がかりとされた

「二人の旅人が
 天を仰いだ夜
 悪魔が城に降臨し
 王は宝を抱えて逃げ惑い
 王妃は聖杯に涙を溜めて
 許しを乞い
 兵士は剣を自らの血で
 染めて果てた」

を元にした、千間探偵と大上探偵による作り話。

なお、そのオークションの作り話の中では、
「烏丸蓮耶は99歳で他界」と表現されている。
千間探偵の話と若干しひ異なるため、この年齢表記に意図があるのかは不明。

原作95巻にて組織のボスの正体が判明

コナンや哀並びに少年探偵団たちのクラスメイトである
マリアちゃんを探すエピソードの終盤にて、組織のボスの正体が判明。

羽田浩司が殺害された事件で、現場に残されていた
「RUM」「ASAKA」のキーワードについて
工藤優作と赤井秀一が共に結論に至った話として、
「RUM」「ASAKA」の2つに分けるのではなく、
8文字で「KARASUMA」の文字であるとのこと。

なお過去には小学館アプリ「サンデーうぇぶり」で
サンデー本誌掲載時に正体判明の見開きページの
作成時の動画が公開されていた。

烏丸蓮耶の年齢

世間的には亡くなっているが、もしも仮に生きていたとしたら、
40年前の時点で100歳を超えるとのことなので(千間探偵、談)、
現在、140歳以上の年齢となる。

そのため、生死を含めて正確な情報は不明。

烏丸蓮耶の携帯メール

原作42巻、またアニメ345話「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」で、
ベルモット宛に携帯のショートメールで、ボスからのメッセージが届いたシーンがある。
メール文章は以下の通り。

「どうやら私は
 お前を自由に
 させ過ぎた
 ようだ。
 私の元へ
 帰って来て
 おくれ
 ベルモット」

ショートメールは、童謡「七つの子」の音階を、
携帯のプッシュ音に合わせた
「#969#6261」

なお、このメールアドレスについて、
原作コミックスでは、いたずら防止のために、
あえて#が入っている旨の注釈が入っている。

黒ずくめの組織の目的

組織の、本来の目的は原作96巻時点では、詳細不明。

黒ずくめの組織は半世紀前から、極秘プロジェクトを進めている。
このプロジェクトは、工藤新一が飲まされ、コナンの姿になった原因の
APTX4869にも繋がっていることが、
灰原哀の独白(モノローグ)によって明らかになっている。

このプロジェクトと近い時期に、
烏丸蓮耶は死期が迫り焦っていた事から、
プロジェクト内容と烏丸蓮耶の年齢絡みで
リンクが有る可能性も。

またこのAPTX4869の開発者である、
灰原哀(本名、宮野志保)の父親が、宮野篤司であり、
学会でマッドサイエンティストと叩かれた宮野篤司の研究に対して
烏丸グループからの出資に関するコンタクトがあった。

宮野志保の母親・宮野エレーナには姉がおり、
その姉の言うのには烏丸グループは「少し胡散臭い」とのこと。

また原作37巻、アニメ「黒の組織との接触 (交渉編)」の事件において
ベルモットと思われる人物が、プログラマーの板倉さんに対して
「We can be both of God and Devil.
Since we're trying to raise
 the dead against the stream of time.」
と発している。

この英文の日本語訳は、
「我々は神であり悪魔でもある。
 なぜなら、時の流れに逆らって、
 死者を蘇らそうとしているのだから」
とのこと。

烏丸蓮耶の性格

前述した黄昏の館での惨劇から察するに、
かなり苛烈な性格であることは見て取れる。

また黒ずくめの組織の一員である、
71歳のピスコが「長年仕えた」と語っており、
ピスコは組織の力で、のし上がったことがジンの口から語られている。
そのピスコを簡単に切り捨てるところからも、
冷酷な性格と察することが出来る。

またベルモットの話では、組織のボス・烏丸蓮耶は
石橋を叩きすぎて壊してしまうという
かなり用心深い人物である旨の発言がある。

「ボスは慎重居士」
「石橋を叩き過ぎて壊しちゃうタイプ」
とのこと。



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海月くらげコワレ処管理人

投稿者プロフィール

コワレ処管理人。群馬県在住の社会人。工藤フリークな平次と、萩松好き。コナンサイトは2000年1月2月より運営。コナン、タイバニ、ガンプラ、文具好き。ワタル・トルーパー世代。ほしいものリスト

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