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名探偵コナンのテレビアニメデジタル化について
- 初掲載:2016/7/25
- 最終更新:2017/02/12
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デジタル化についてのトピックスです
デジタル化について
今までセルアニメで通してきた名探偵コナンですが、 284話よりデジタルペイントになります。
ちなみに何故、セルアニメから完全デジタルになったのかというのは、 産業廃棄物問題などから、セルが生産中止になったからだそうです。
(使用済みのセル画は、売り物になる一部の物を除いて、産業廃棄物扱いとなってしまうのです(^^;))
デジタルペイントとは、作画部分までは従来通り紙に書き、 セルの色塗り(仕上げ)の部分と撮影を、コンピュータ上で処理します。(一部のスタジオではフルデジタルで作画作業していることもあります)
作画でも(基本は変わりませんが)少々セルアニメとは描き方が違い、 「主線(鉛筆線)」と、 ノーマル色と影・ハイライト色などの
境目になる「色トレス線」は、表に書き、 影やハイライトの「色鉛筆で塗りつぶす部分」は、裏に塗ります。
これは、スキャナで画像を取り込むため、表に色鉛筆で塗ってしまうと、 それがスキャンした画像に出てしまうためです。
(一回デジタル用の物をセルで塗ったことがありますが、
アレは楽でした・・・カーボンの汚れの心配が無くて(笑))
284話以前でも、 96話「追いつめられた名探偵! 連続2大殺人事件」、 219話「集められた名探偵! 工藤新一VS怪盗キッド」、
263話「大阪ダブルミステリー 浪速剣士と太閤の城」などは、全てデジタルペイントです。
大阪ダブルミステリーに関しては、色を設定し直しているので、それ以前の物と比べると、 大分落ち着いた感じになっています(^^)
(個人的に、平次の肌色が色黒度アップしているので、大阪ダブルミステリーはお気に入りです(笑))
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