各エッグの個別データです。
通称:アレグサンダー宮殿エッグ
制作:1908年
製作地:サンクトペテルブルク
主な材料:金、銀、ダイヤモンド、ルビー、軟玉、水晶、グラス、森、ビロード、象牙
サイズ:卵:高さ4"の5/16(11cm) 宮殿:1"の3/16 x 2"の9/16(3 6.5
x cm)
所持者:モスクワ・クレムリン博物館
概要:ニコライ2世によって皇后アレクサンドラに贈られたエッグ。
この卵はニコライ2世の5人の子供を祝うもの。
卵の側面には、水彩絵の具で描かれたニコライ2世の5人の子供の肖像画があります。
また卵には5人の子供の生年月日が彫られています。
卵の中には、アレキサンダー宮殿の模型が内蔵されています。
その模型の大きさは、非常に小さい物の、精密に出来ています。
1908年から1917年までは、アレグサンダー宮殿の部屋で保管されていましたが、
1917年、臨時政府の手によって没収されました。
その後モスクワクレムリン博物館に収められ、そのままそこで保管されています。