各エッグの個別データです。
通称:時計エッグ、若しくはニワシロユリエッグ、ユリの花束時計エッグ
制作:1899年
製作地:サンクトペテルブルク
主な材料:金、プラチナ、銀、バラ結び、シマメノウ
サイズ:27cm
所持者:モスクワ・クレムリン博物館
概要: ニコライ2世によって皇后アレクサンドラに贈られたエッグ。
長方形の土台付の、卵形の時計。時計には、シマメノウが刻まれている。
卵の上には、ユリの花束が付けられている。
雌しべは小さな3個のダイヤモンドで飾られ、葉および軸は染色された金製。
時計の本体は、ダイヤモンドがちりばめられた帯を12部に分割した物で、
時間を示す針はダイヤモンド付き。
時間の数字が書かれている帯には、12個のローマ数字が描かれており、
その数字にもダイヤモンドがちりばめられている。
ベルトは、時間を示して卵の周囲を中心に回る。
時計そのものはゼンマイ仕掛けであるため、ネジを巻くための黄金製のキーが付属している。