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高校生探偵として名の知れていた、工藤新一(17才)が、
江戸川コナン(7才)の元の姿です。
工藤新一が、遊園地・トロピカルランドで発生した事件解決後に、
トロピカルランドの、とある場所で行われていた
黒の組織の取引現場を目撃してしまい、
口封じのために毒薬(APTX4869)を飲まされて、体が縮んだ
というのが、江戸川コナンとなった、いきさつです。
基本的に、主人公「江戸川コナン」が、事件を解決していく
推理物漫画です。推理物要素だけではなく、
キャラ同士のラブストーリーも多々ありますので、
「ラブコメ推理漫画」と言う方が、しっくり来る場合も多々あります(笑)
ラブコメ要素が目立っているのが、他の推理漫画と
はっきり違う点の一つではないでしょうか。
気障な物言いに、推理オタクな、帝丹高校2年・17才。
東の名探偵として、コナン世界では名が通っている模様。
キャラの登場頻度の低さから、希少価値が高く(笑)、
コナン君の背景に浮かびあがるパターンでの登場の方が
出番多いかもしれない、ある意味可哀想な、主人公の真の姿・・・(^^;)
江戸川コナンの本来の姿ですが、
工藤新一としての登場は、たまにしかありません。
新一が登場する話のパターンとしては、
元の姿に一時的に戻る話と、蘭の回想話が基本です。
ただし、コナンの背景にイラストとして描かれたり、
蝶ネクタイ変声機を使って、声だけ新一というパターンもあります。
完全に元に戻ってしまうと、名探偵コナンが終わってしまいますので、
何とも難儀なキャラでございます(^^;)
原作は、週刊少年サンデー掲載、少年サンデーコミックス収録の
漫画です。原作者は青山剛昌先生。
原作以外に、小学館発行の小学生向け雑誌
小学○年生シリーズに、「特別編」として掲載されており、
てんとう虫コミックスに収録されています。コミックスは不定期に発行。
特別編の作画は、青山先生ではなく、アシスタントさんなどの
手による物です。特別編であるがゆえに、
少年探偵団や
毛利家のストーリーなどが多めで
本筋に触れる内容はありませんが、ごくまれに組織キャラも登場します。
一部の話がアニメになっています。
名探偵コナンは、黒の組織関連話と、
それに関わる伏線的なストーリーの他、
日常的な事件物の話も多めです。
こう言うと身も蓋もありませんが、劇場版の公開時期が近づくと
少年サンデーでの組織関連話が、多くなる傾向があります。
組織話がない場合、大抵は人気の高いキャラや、
映画に登場するキャラなどが目立つ傾向があるようです。
基本的に原作を順に読んでいくか、アニメを順に観ていく方が無難です。
ただ、原作も非常に巻数が多くなってきていますし、
アニメも400話を超えていますので、順に見ていくのも大変です。
一通りストーリーを知りたい場合は、
キャラの初登場話、組織話、本筋関連話を
最低限押さえておくと、よろしいかと。
また、映画も初期の物は、キャラの設定に関わる物もあり、
キャラを知る上で、チェックしておくと良いでしょう。
基本的に、年齢層の幅は広いです。
主婦の人が子供と一緒に見ていて、はまるパターンも多々ある模様。
小学館発行のムック本「ラブ・コナン」での、青山先生インタビューによると
「ファンレターを見ていると、男の子は中学生くらいまでで、
そこから上はほぼ女の人」とのことです。
原作:青山剛昌
出版社:小学館
連載:週刊少年サンデー
収録コミックス:少年サンデーコミックス
連載開始:1994年(平成6年)週刊少年サンデー5号
コミックス総発行部数:1億部(03年4月現在)