■さよなら、そしてこんにちは
【さよなら、そしてこんにちは】を
購入、もしくは詳細を知っている方など、一般のアマゾン利用者より寄せられた感想。 総合平均おすすめ度: 読みやすく、お手軽、面白く読める この人の文体は奥田英朗とよく似た感じで読みやすい。 今回の本は短編だが、いずれも日常でありそうな話なの で抵抗なくスラスラ読んでいける。個人的には「美獣戦 隊ナイトレンジャー」と寿司屋の頑固なオヤジの話が 面白かった。 10分程度時間が空いたときに読むにはちょうどいい。 読んだ後にいつも清涼感が残ります。小説を書きたい人 にはお手本のような本で、平易な文体は参考になります。 みんな一生懸命生きている もうすぐ子供が生まれる、笑い上戸な葬儀屋。 有機農法の農業をはじめるべく、都会からど田舎に引っ越してきた家族。 健康番組で取り上げられる食品に日々翻弄される、スーパーの仕入れ担当者。 子供向け戦隊ヒーローに夢中になる主婦。 自分の腕を信じているのに、売り上げにつながらないことにイラつくすし屋店主。 スローライフを売りにしているのに、 まったくスローじゃない忙しい日々を送る料理研究家。 家族にクリスマスをねだられる僧侶。 みんなそれぞれの職業や役目に一生懸命だ。 どのシチュエーションも大変つらい状況で、 そのつらさは十分に理解できる。 でも・・・笑ってしまうんだよなぁ。 こういうテイストは荻原浩さんの得意分野。 どの作品もニヤリとしてしまうような毒と笑いがある。 うまくいかないからこそ、人生。 けど、みんなそれぞれしっかり生きている。 一生懸命さの陰にある悲哀と滑稽さのにじみ出た作品集でした。 ユーモアと切なさの、絶妙なバランス♪ 見回せばどこにでもいるような、そんな人たちの日常を描いている。 登場人物の、生きることに一生懸命な姿が、読んでいて心にぐっとくる。 一番印象に残ったのは表題作の「さよなら、そしてこんにちは」だ。 人の死を生業としている男の妻が子供を産む。その「生」と「死」の コントラストがなんとも言えなかった。短いけれど、心に強く焼きつく ような話だ。どの話も、ユーモアの中にちょっぴり切ない部分が含まれて いて、そのバランスが絶妙だった。 ユーモアと悲哀感、“萩原テイスト”あふれる短編集 萩原浩の小説を読むと、いつも笑ってしまうのだが、その中に何か人生の悲哀のようなものを感じる。 本書は、テレビ番組の健康コーナーを日々チェックしながら仕入れに追われる、スーパーの食品売場責任者(「スーパーマンの憂鬱」)。若い妻と愛娘にクリスマス・パーティーをねだられる住職(「長福寺のメリークリスマス」)。など、6編の短編からなっている。 主人公の、それぞれのプロフェッショナルな仕事を持つ人々や主婦はいずれも、世のため、人のため、愛する家族のため、そして自分のために一生懸命奮闘するのだが、思わぬことで翻弄されてしまう。どの短編も題材に沿って綿密な取材がされており、やたらその道に詳しいが、それだけに、主人公たちに悲壮感が漂い、一層コミカルに描かれている気がする。 本書は、「萩原テイスト」あふれる、ユーモアと悲哀感を併せ持つ物語の集まりである。 期待はずれでした。 著者の本を読んだのは初めてです。 新聞の広告で、「日常生活の中の喜びや哀しみが描かれている短編集」という印象を受けて買いました。その種の短編集が好きなので。 読みやすい癖のない文章ですが、全体的に「ものたりない」というのが正直な感想です。 私はネットオークションで800円ぐらいで入手しましたが、それでも「高いな」というのが 読後の印象です。 私が勝手に「しみじみ感」を期待しすぎていたからでしょう。 |
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