■Misery (Signet Shakespeare)
【Misery (Signet Shakespeare)】を
購入、もしくは詳細を知っている方など、一般のアマゾン利用者より寄せられた感想。 総合平均おすすめ度: 一軒の家と2人の人物 一軒の家と2人の人物。 メインキャストとステージはこれだけ。 だからこそ、濃密で恐ろしい。 最後の最後まで執着の恐怖と驚きをちりばめた作品です。 アニーが可愛く見えるのはなぜ? 足を切断、拇指切断。 描写が淡々としていて、その想像の痛さで、本を持つ手、そして全身の力が抜けていきました。 狂気じみたアニーの思考、行動、想い。 最後の方でみせるアニーの優しい一面に、アニーをこのまま生かしておいてあげたいとさえ思いました。 しかし、主人公はそれを許しませんでしたが。 主人公が薬漬けになり、思考がおかしくなるあたりの文章がとてもすばらしく、こちらまで気が狂いそうな感じでした。 映画よりも、やはり原作の方が何倍も好きです。 1粒で2度美味しい 「シャイニング」で"書けない"作家が狂気に陥る様を描いた作者が、本作では"書け過ぎる"人気作家(自身の事か)を襲う恐怖を描いたもの。1つの構想で、2つの作品を書いてしまう辺り作者の逞しさを感じる。1粒で2度美味しい。しかも本作は、怪我をした作家を助けた元看護婦が作者の熱狂的ファンで、作家を軟禁し、完結したシリーズの続きを書く事を強要するという、どう見ても喜劇的シチュエーションを、偏執狂の看護婦という歪んだレンズを通して描く事によって、ホラーにするという離れ業を演じている。 足を切断したりするシーンもあるが、話自身は怖いという程ではない。本作は作者の構想力(チエ)と筆力を味わうものであろう。 怖かった。 正直、残酷なシーン(足を切られるところなど)が多くて最後まで読み進めるのは 辛かったです。 しかし、そこはスティーブン・キング。 作品の世界にぐんぐんひきこまれてしまい結局は最後まで読み通してしまいました。 映画のほうも評価が高いようなので見てみたいと思います。 監禁小説 現実にはおそらくありえないだろうけれども、狂気的な小説家ファンが(この人の名前がミザリー)、小説家(ポール)を自分の家に閉じ込めて自分のために小説を書かせる、という話。「コレクター」と似ているが、じわじわとした心理哲学的な色よりもエンターテイメント色、サスペンス色がより強い。閉じ込められた小説家が、精神的、肉体的虐待を加えられながらも、不屈の精神で最後まであきらめずに逆転を図る強さを持っている。読後感は良い。 広兼健治氏のコミック「黄昏流星群」の中にミザリーからインスピレーションを得たと思われる「ミザリーの星」という短編あり。 |
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