■隷属国家 日本の岐路―今度は中国の天領になるのか?
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購入、もしくは詳細を知っている方など、一般のアマゾン利用者より寄せられた感想。 総合平均おすすめ度: 日本が進むべき道 「日本はアメリカの天領である。」このひとつの事実を正確に理解している日本人がどれだけいるのでしょうか。そして、アメリカ没落が確定的となった今、日本はどうすべきなのか?このまま世界の政治に渦の中で、「主体性」を持たず生きていくと、遠からず中国の天領となってしまうと言う事が、本書を読むと理解出来るはずです。 これだけ分かりやすく、複雑な世界の政治を解説出来る人は他に見あたりません。彼の著書を読んだ後に、新聞の国際欄を読むと、理解出来る風景が一変している事に気づく事でしょう。 黙って読め、と言える本は年に何冊もありませんが、これはそのうちの一冊です。 日本の進むべき方向性が示される 経済、外交、教育、軍事など幅広い分野の問題点や今後、日本が進むべき方向性が軽快にわかりやすく書かれています。 日頃、個人的に確信していることだけでなく、疎い経済分野で漠然と思い描いていることなどでも、私の考えと大半の部分で一致します。 知り合いの「親日」中国人とも話しますが、日本文明とは思想や文化など多くのものが輸入されながらも、良い点だけを残して吸収し、悪い点を排除して発展していったのだが、戦後、特に最近は悪い点ばかり取り入れているということ。 その原因となり続ける「A級戦犯」は戦後教育と左翼メディアでしょう。 未だに「大」新聞とやらは、アメリカが押し付けた占領基本法を絶対に護るべし!と声を荒げながら、アメリカに追従するな!と訴える欺瞞と矛盾。 戦後、ひたすら「日本」を否定・破壊し、左傾斜してきた日本。未だに「アメリカでは」「フランスでは」云々と言う輩が絶ちませんが、日本は「日本」から学ぶことが大切です。 子供たちに「日本」を学ばせる。それが教育の最も重要なことの一つです。 日本の将来を考えて… 北野氏の本は、シンプルだ。とても読みやすい。 難しいことを難しく書く人は多いが、難しいことを易しく書く人は 残念ながらほとんどいない。 しかし、北野氏は難しい国際情勢を、これ以上ないくらい易しく教えてくれる。 イラク戦争はどうして起きたのか? これからアメリカはどうなっていくのか? 中国は、ロシアはどう動くのか? そして、日本は…。 アメリカの大統領はオバマ氏に決まった。 北野氏の書く「多極体制」がいよいよ始まったのだ。 我々日本人はもう、アメリカに頼ってばかりはいられない。 では、どうすればよいのか? その答えはこの本の中にある。 歴史は切り口次第でどうにでも解釈できる、外交もまた同じ 日本は従米路線の愚かさにいい加減気付け、と叫ぶトーンは前著から続く。 日本人に深く根を張る謝罪史観は、アメリカの指示のもと歴教協など左派の教育者によるもので、早く洗脳から目覚めよと説く。まさにそのとおり。 移民労働者反対や基礎教育の重視(特に幼年期の暗誦)にも共感するが、本書には疑問点もある。 アメリカ幕府のあとは中国幕府の天領になると著者は言うが、昨今の中国食品などからくる国民の嫌中意識を考えれば微妙だ。 低額商品・普及品市場は中国に任せ、富裕層を対象にした高級品路線に特化せよとの主張にもひっかかる。 スイスや北欧などの小国ならいざしらず、日本のようなフルラインの産業構造を持つ大国は、普及品あっての高級品だし、最初から市場を絞った戦略は損ではないか? 徹頭徹尾日本の国益を論じる 著書待望の新著である。 著者は旧ソ連・ロシアに留学、カイルムイキヤ自治共和国大統領顧問をつとめたり、コンサルティング会社を経営するなど、ロシアで活躍する日本人である。 この珍しい経歴が著者の独特の分析の背景となっている。 日本から旧ソ連への留学というと共産系の知識人がまず最初に思い出される。彼らは既に過去の人材だ。現在留学というと西欧系の大学が主流であるが、彼らは西欧流の思考法を身につけて帰ってくる。著者はそのいずれでもない。旧ソ連といっても思想系の学問を積んだのではなく、外交について学んできたのである。 その原則は徹頭徹尾国益を考える。つまりは「カネ」である。国家は自己の国益を最大限にすることこそが使命なのである。 そこにイデオロギーのはいる余地は全くない。著者もこのリアリズムを我がものとして現在の世界情勢を鮮やかに分析する。欧米にもロシアにも中国にも偏らない、日本の国益を最大限追求する論説は他ではあまり見られない視点もあり、非常に興味深い。 また、さらに特徴的なのは公開情報を主として分析を進めていることである。著書にも随所に新聞や通信局の記事が引用されている。これらの記事を丹念に読み、分析することによって世界情勢の大きな動きが読めるというわけである。何も裏情報やコネに頼らなくとも世界の動きを読むことはできるのだ。冷戦時代のスパイの重要な任務が現地の新聞の分析であったことと同じである。 著者の最大の関心事は日本の国益である。 世界情勢への多様な側面からの分析はネタバレになるので詳しくは書かないが、第6章は必読である。著者の日本に対する熱い思いを読み取ることができる。日本にいる我々が日本のために何ができるのか。混迷の現在こそ著者のメッセージを受け取り、少しでも良い未来を築くための努力をしなければならないと思わされた。 |
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