■若者を見殺しにする国 私を戦争に向かわせるものは何か
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購入、もしくは詳細を知っている方など、一般のアマゾン利用者より寄せられた感想。 総合平均おすすめ度: 正論中の正論。 これは正論です。憲法問題はべつとしてですが正論だと思います。 文章は素直で論理的に矛盾している点がないと思いますし、著者は好んで戦争をしたいというわけでもなく、戦争は著者のような階層・世代の現状を解決する方法だと言っているわけです。右傾化すると宣言しているわけでもありません。 これが正論だと思えないのは、社会の現状を見ていないか、目を背けているか。なんらかのイデオロギーに染まってしまって、正常な判断が効かないということでしょうか。だって、題名からしてこれは「釣り」をしています。 繰り返しになりますが、面白いのは、著者のようにネオコン・ネオリベ政府によって「不景気のバッファー(緩衝材)として扱われ、正規社員になれず今も辛酸をなめ続ける者たち」への解決としての方法論を真っ先に素直なところで「戦争」であると仮定して始めたせいで、この仮説にいろんな著名人が釣られています。笑ってしまいます。反論する著名人たちはあまりにも現代史を浅くしか勉強していないのではないでしょうか。というか、反論が紋切型・ステレオタイプで自分で考えている知識人は日本にはいないんでしょうか。 本書の中盤を読んでいて、「どんどん釣られろ。そして傲慢不遜で生活に恵まれている左派知識人の無知と矛盾をさらけ出せ。」と言いたくもなりますが、著者のねらいどおりという感じがします。 ついでに言うと、カイカクをお経の題目のように唱道するネオリベラリズム政治になるとセイフティネットが破壊され、社会不安が高まり、結果として生存権の要求と一緒に右傾化がすすむのは、どの国でも同じですから、なんだか著者も「歴史のパターンにうまくあてはまった感じで本も売れてラッキーだったね」とは言いたい感じもします。つまり、米国から要請されている年次カイカク要望書に沿った構造改革的新自由主義革命としては、米国並みに国民から政府に徴兵制を依願するまで、若年失業者の数を増やすことを目指しているわけで、つまりは著者は論争できるだけ実力ある分、思想の先駆者ではありラッキーなのではあります。 これからカイカク?革命のために消費税は16%。公営住宅の廃止。水道局民営化。国立大学の私営化につぐ義務教育の廃止。国民皆保険制度は廃止。公立高校は削減の上、私立高並みの学費化。非正規労働者比率は37%程度で。安価な海外労働者は全体の42%。ワーキングプアは正規労働者全体でも30%。国内餓死者数に限り、最低でも年間千人以上必要としますので、著者のような人がたくさん出てそれが、徴兵制への力になるとは限りませんが。 フリーターに対する人種差別が日本に起こっている 本のタイトルはどぎついけど、普通の多くの人たちに、読んで、考えて 意見してもらうべき課題の提起がされています。 アメリカで黒人に対する人種差別があったように(今もあるように)、 今、日本にフリーターに対する差別が起こっている。 そして問題は、多くの人々は「フリーターとは働く能ない怠け者」、 「フリーターは一般人に何をするかわからない」、「フリーターを見つ けたら皆で逃げよう」、「我々の安全のためにフリーターを隔離しよう」 という意見がまかり通り、拡大していること。 「フリーター」を「黒人」に変えるとアメリカになる。 「フリーター」は自己責任の問題ではなく、社会のひずみが問題で生まれた 社会的階層である。そういった視点で社会を見直し、作り直さないと、社会 崩壊が起こると警告している。 なんだ、これは…。 破綻した文章、ひがみ根性、自らが書いた論文への批判に対する曲解、自分の苦境が戦争でしか打破できないと考える短絡的な発想。そして何より、自分が社会的弱者の代弁者であると言わんばかりの傲慢さ。ここまでひどい本は初めてだ。自分は「他人を恨んで生きるしかない人間」だと?笑止千万とはこのことだ。他人を逆恨みしてばかりいる人間に誰が、ほんのわずかな「親切心」や「思いやり」をくれてやるというのだ。 この本のタイトルは「若者『も』見殺しにする国」が適当ではないかというレビューがあったが、それさえやさしすぎる。この本のタイトルは「俺様を見殺しにする国−俺以外の奴はみんな死んじまえ−」こそふさわしい。実際に著者である赤木智弘の心情もこのような卑劣なものに違いない。また、この本に星5つをつけているカスタマーの中には赤木智弘本人もいるのではないのか?そう思わざるを得ないほど、できの悪い本だ。全く、反吐が出そうだ。 経済的弱者男性からの異議申し立て 本書の中でも述べられているが、著者はあえて自分勝手な主張を展開している。自分の現状を棚に上げて社会的な発言をしても虚しいと感じたからであろう。しかし彼の主張は経済的な弱者男性にとっては大きな共感を呼んだのではなかろうか。頑張って10年以上働いても自立できるだけの最低限の給与は得られず、社会的な承認も得られず(逆に不審者予備軍とされ)、弱者女性のように専業主婦という選択肢はなく、同居する親が死ねば自殺するかホームレスになって凍死するしかないと言う苛立ちと危機感と絶望感が多くの反響を呼んだのだと思う。 著者が戦争を持ち出したのは、戦争でも起きない限り現状の凝り固まった既得権は崩れないと考える一例だと思うが。 ナルシストの戯れ言 論座に寄稿した「丸山眞男をひっぱたきたい」でデビューした著者だが、中身のない感情的な文章が永遠繰り返される様は論座の時からかわらない。 タイトルは、なかなかキャッチーで秀逸。中身は、中学生の自意識に多少ひねった(悪い意味で)文章があるだけで、理論も現場もない。 著者は、金持ちではなく、正規雇用者(つまりサラリーマン)を目の敵にしているが、意味がわからない。斜に構えてなにかわかった風を気取っているようにしか見えない。自らを負け組にスタンスしているが、プータローをやってブログ書いていたわけだから、あんたが貧乏だったのは当然で、社会制度とはなんの関係もない。 結局、キャッチーなだけで読む価値はない。他のニート論壇本を読むことをお薦めします。 |
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