■ピアノを弾く身体
この商品を買った人は、こんな商品も買っています。
CD&DVD51で語る西洋音楽史 ピアニストになりたい! 19世紀 もうひとつの音楽史 オペラの運命―十九世紀を魅了した「一夜の夢」 (中公新書) 西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 (中公新書) ピアニストは指先で考える
【ピアノを弾く身体】を
購入、もしくは詳細を知っている方など、一般のアマゾン利用者より寄せられた感想。 総合平均おすすめ度: たしかに面白い・・・ 面白いのだが、敢えて「面白い」と言わなければ面白くない本のような気もする。ピアノを「弾く」という行為を、それまでの音楽観から異化して動作として捉える、という点は目新しい(これも敢えて「目新しい」と言わなければ特に目新しくもないような気もするが)。まったくピアノに触れたことのない人にはどう読めるか分からないが、少しでもかじったことのある人なら、ここで論じられていることは良く分かると思う。逆に言えば、多少ピアノを弾けるなら既に言葉で表すまでもなく「知っている」ことばかりが書かれているとも言える。内容のクオリティは高いにしても、どのような人を対象に書こうとしているのか、よく分からない本だ。章によっては自分を対象に面白がらせている、独り善がりな部分もあるように感じた。 視点の提供にとどまる 弾き手の身体から作品を眺めると何が見えるのか,を前半に,超絶技巧のおもしろさ,を後半に,あっさりと紹介した一冊。 弾く指の,身体の,特性もまた,作品を構成する重大な要素だという観点から,いくつかの作品を読み直している。しかし,観点の紹介に重きをおいており,作品理解に深い何かがもたらされるところまでのものではない。特に,その観点は,作品の構造との関係,作曲者の意図との関係を見るにとどまっており,それらは弾けば気づきうる程度の言及が多く,ピアノ弾き同士で「あるある」と言い合っているだけの感を残した。ただし,諸学との交流を通じるなどして,どんどん面白い話に展開できる分野であることは十分に実感できた。 後半のヴィルトゥオーゾ論は,言及されている演奏を思いながら読めば,ウヒョヒョヒョと笑い転げながら読めるもの。超絶技巧の楽しさを存分に語っている。 ただ,(ハイフィンガー論での浅すぎる歴史観なども含め)こんなことばかり読んでいると,身近な社会問題を眼前にすると,それがどうしたというのだろう。。。と思わずにはいられないほど,音楽の内へ内へと,ちょっと篭りすぎのように思える一冊ではありました。 弾き手から見たピアノを 大阪大学出身の音楽学者達(とその弟子)による音楽論集。クラシックのピアノを用いた作品を、「音楽作品は楽譜と弾き手の身体の関わり合いによって実現する」という視点に立って色々と論じている。例えば「わざと弾きにくい指番号が作曲家によって指定されていたら、それはその弾きにくい指番号でしか出ない音があるから」というようにして、わりと不自由なものである弾き手の身体が纏っている制限を、音楽作品論に導入しようとする試みである。 これは少なくともクラシックの分野ではなかなか無かった、まさにコロンブスの卵的発想であり、面白い。書き手が音楽を芸術としか考えていない事や、西洋音楽の美意識を無批判に異文化異民族の音楽にも当てはめている事など、クラシック界独特の思考法の残滓も見え隠れするが、それはまあ読み手が適宜修正して読んでいけば良いと思う。 冒頭で編者の岡田が述べているように、音楽に関わる言説がいまや音楽そのものから離れて、社会学や人類学の話柄にしかなっていないという状況にたいする問題提起としても意味がある本であろう。 |
||||||||||
|
|
||||||||||
| 特定カテゴリ(名探偵コナン・青山作品、他) | 名探偵コナン映画タイトル別 | |||||||||
|
■アマゾン各メニューリンク■ [アマゾン(Amazon.co.jp)について [マーケットプレイス(出品物) [アカウントサービス入り口 |
||||||||||

