■おこりんぼさびしんぼ (廣済堂文庫)
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購入、もしくは詳細を知っている方など、一般のアマゾン利用者より寄せられた感想。 総合平均おすすめ度: 天才兄弟に魅惑された男の独白 山城新伍による、 若山富三郎と勝新太郎兄弟の伝記だ。 若山組の一員だった山城であるから、 若山富三郎のエピソードが多い。 いくつか読みどころがあるのだが、 一つは日本映画黄金時代の熱気を感じられるエピソードが面白い。 若山富三郎を始め、鶴田浩二、高倉健、大川橋蔵、菅原文太と「大物」だらけの東映の日常が面白い。 おおらかで馬鹿で、いい時代だったなあと思う。 もう一つは若山富三郎である。 天才で陽性の弟、勝新との対比で常に陰の役回りを引き受けてきた兄のいらだち、焦燥が伝わってくる。 若山の人生は成功者のそれだったが、本人は決して満足していないはずだ。 さて本作.同時に復刻された「俺、勝新太郎』と併読するのが正しい。 あくまでも明るい勝新に比べ、本作何か暗い。 これは山城新伍の個性だろう。 その辺も面白い。 ギャングスタ兄弟の生き様を見よ! とにかく滅茶苦茶な生き様な若山&勝新ブラザーズ。 そんな二人と常に一緒にいた山城新伍の回想記。 くだらないタレントだらけになってしまったテレビ業界ですが、昭和はこんなに面白かったんだと再認識させられます。 ボーナストラックの解説も抜群です。 |
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