■マクロ経済学
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購入、もしくは詳細を知っている方など、一般のアマゾン利用者より寄せられた感想。 総合平均おすすめ度: 「マル・近」バランスのよい教科書 マルクス経済学と近代経済学(ケインジアン)の学者が共同執筆した珍しい教科書。体裁、色使い等は、近年の人気教科書(中谷、伊藤、スティグリッツ、マンキューなど)と比べれば地味であるが、基本知識の習得という点では遜色はなく、学問的にも現代資本主義への視点が複眼的でありスタンダードなものといえる。 近代経済学を「純粋科学」と見る向きには、経済学的判断と社会診断は別物であって、その導くところ比較優位説の貿易論からは食物の「地産地消」や食糧自給率の増強は無意味であるといった議論がなされることがある(野口悠紀雄『超経済脳で考える』等)。 しかし、社会科学はそういう学問ではない。経済学批判という視点を欠いた件の理論など、イデオロギーに過ぎまい。一般的な理論では、経済学批判こそが「イデオロギー」とされてきたのだが、「奇妙な経済学を語る人々」といった語り口で近代経済学を「純粋化」するエコノミストたちは、彼らの信奉する経済学的ロジックを「市場」と同じように自然法則と見做しているのだ。これこそイデオロギー化であろう。 最近のアメリカ金融界のクラッシュ(住宅バブル崩壊)に直面して公的資金の投入を行なおうとするブッシュ政権に対して、それ以前のフリードマン流経済学を支えてきたエコノミストたちはどのようなイデオロギーを騙るのだろうか。大いに興味がある。 |
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