■映画の頭脳破壊
【映画の頭脳破壊】を
購入、もしくは詳細を知っている方など、一般のアマゾン利用者より寄せられた感想。 総合平均おすすめ度: 豪華で、面白くて、ためになる “映画批評家”中原昌也が14名の批評家、監督、俳優、作家らと語り合う。 ゲストは蓮實重彦、鈴木則文、柳下毅一郎、西島秀俊、芝山幹郎、阿部和重、 長嶋有、井土紀州、樋口泰人、青山真治、平山夢明、松浦寿輝、金井美恵子、金井久美子。 これだけ豪華でバラエティに富んだ映画対談の本は、近年なかったと思う。 「SPA!」の連載「エーガ界に捧ぐ」では言いっ放しの回も多い中原氏だが、 ゲストを迎えたこの本ではきっちり自身の映画愛を表明していて、 また「共感」を押し売りする最近の映画への苛立ちもしっかり伝わってくる。 賞賛するだけじゃなくて、「大奥」、「神童」などを (ときに関係者を前にして)斬りまくるのも面白い。 対談なので読み口はさっぱりしているけれど、 現在の映画批評の最前線、といっていいのではないだろうか。 阿部和重氏との前著『シネマの記憶喪失』とは違った、 相手によって毎回違う語り口が魅力。 大物ゲストを相手に押したり引いたり、中原氏の「話芸」が読みどころか。 装丁もじつにかっこいい。前著に引き続き表紙の映画は「スキャナーズ」。 ボーナストラックとして「あとがき」も付いている。 映画好きを自任する人は必読だと思う。 |
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