■エンダーズ・シャドウ〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)
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購入、もしくは詳細を知っている方など、一般のアマゾン利用者より寄せられた感想。 総合平均おすすめ度: 名文を愉しみたい方へ 米国在住暦20年につき、この本も含めて欧米の作家によるものは原書で読みます。完璧なネイティブではありませんが、サイエンス・フィクション暦25年、大の本好きです。SF大好き、英語も上達したい、という方がいらしたら、原書と翻訳本との併読などを通じて是非スコットカード氏の文章を参照されることをお勧めします。 氏は Characters and Viewpoint (Elements of Fiction Writing) や How to write Science Fiction & Fantasy の文章読本の類も著しており、自他ともに認める名文家。エンダー・シリーズでも、下手な作家が書くと過度にセンチメンタルになりそうな場面を、短い文章で抑えて、これがまた堪らなくいいんですよね。 巨大な力あるものの苦悩 子供を(いや実は人間の成長を)書かせたら、この人に 勝る人はいない。 この作品は、エンダーのゲームというヒュウゴ・ネビュラ賞という 卑近な例では、冷静と情熱のあいだみたいな、視点の違いによる とはいっても、エンダー人気にあやかった二番煎じ作品なんか このビーンという少年は、実はエンダーよりもはるかに優秀な 最終総司令官候補は、ビーンとエンダーが争っていて、エンダー はそれを知らなかったけれども、ビーンは、教官たちを出し抜いて なによりも、エンダーとは異なる形での「リーダーとは何か?」 という倫理的な問題で苦悩するビーンの姿は、すばらしい。 誰より優秀な頭脳を与えられたビーンが、そのずば抜けた悪魔的な 「エンダーのゲーム」の姉妹編 「エンダーのゲーム」の姉妹編.エンダーのバトル・スクール時代の副官であった孤児ビーンの出生から帰郷までを,「ゲーム」の出来事と絡めてビーンの視点から綴った異色作.ビーンがバトル・スクールに至るまでの道程にかなりのページが割かれている.スクールでの活躍の合間に,ビーンを見出した修道女が彼の生い立ちを探り当て,ついに彼が超人類であることまでも突き止める過程がミステリー味を加えている.「ゲーム」では脇役のビーンが実はエンダーに匹敵する活躍をしていた,という打ち明け話的な作品.エンダーがひたすら善良であるがために苦悩するのに対して,超人ビーンはそれほど悩まないので感情移入しにくいが,作品としてはそつなく面白く仕上がっている. すごいシリーズになるだろう。 Children of Mind(日本語訳は近刊)で一度は完結したかに見えたシリーズだったが、著者は新たな金鉱を掘り当てたようだ。前作エンダーのゲームを別の視点から描いたこの作品は、掛け値なしにおもしろい!! 超天才ビーンが今後どんな活躍をしていくのか楽しみだ。 既に続編Shadow of the Hegemonも書かれている。バガー戦役後の世界は動乱と陰謀に満ちていて、わくわくさせられそうだ。 最後まで非常に読ませる 『エンダーズ・シャドウ』オースン・スコット・カード 早川書房 『エンダーのゲーム』は読んでからもう15年もたったとは思えないぐらい鮮烈な印象が残っているSFであるが、その姉妹編とでもいうべき小説が本書である。そしてこれも素晴らしく面白い。前作で描かれた少年エンダーのキャラクターも魅力的だったが、この作品の主役であるビーンという少年もまた実に見事に描き出されている。カードという作家は子どもを描くのがとてもうまいように思う。 とにかく、『エンダーのゲーム』を読んだ人は必ず読むべきだろう。もう一度『ゲーム』を読み返したくなるはずだ。 |
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