■テロリストのパラソル (角川文庫 ふ 20-1)
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購入、もしくは詳細を知っている方など、一般のアマゾン利用者より寄せられた感想。 総合平均おすすめ度: 狂気のスイッチ 賞をとった作品だけあって、文章がしっかりしていて読み応えがあった。 文学作品としてミステリーとして引き込まれる作品でした。 様々な犯罪のある昨今。 「若者は危険!?」と言われているが、私にいわせると昔も同じかな・・・と。 テロリストの破壊型の心境、人間の心のダークな部分の描写にゾッとし、考えさせられた。 「そういう心情もあるのかもしれない」と分かったが、皆コントロールしているのでしょう。 最後のストーリー展開に、驚きました。 人間の狂気のスイッチは、“嫉妬・プライド・コンプレックス”どこにでもありそうなものだった! この狂気を違う形で使う道は人間にはないのでしょうか? みんなが幸せな暮らしができる社会であって欲しい。 しかし、人間には醜い感情もある・・・、分かっているから厄介なのかもしれませんね。 良く出来たミステリーとは思うが・・・ 主人公の島崎は、かつて全共闘運動に挫折して東大を中退、その後プロボクサーとして脚光を浴びた事もあるが、今はアル中のバーテンに落ちぶれている。 そんな彼が、新宿の公園で爆弾テロに巻き込まれる。被害者の中には、なぜか彼の全共闘時代の仲間やエリート警察官が含まれていた。 島崎は容疑者として追われながらも、ホームレスとなって身を隠しながら事件の真相を突き止めようとする。 プロットは緻密でミステリーとしての出来は秀逸。 バラバラだった断片が終盤には見事につながっていき、最後まで一気に読んでしまった。 あえてケチをつけるとすれば、ハードボイルド風のセリフが少々鼻につくのと(やはり日本人には無理がある)、 薄汚い中年男である主人公が美人女子大生に惚れられてしまうのがかなり無理に感じてしまった。 また、昔の全共闘運動がストーリーに絡んでいるのは良いにしても、それが空虚なノスタルジーにしか感じられなかったのは残念。 ストーリーの構成が見事 1996年の直木賞受賞作で、この本は再文庫化されたものです。あとがきを読んで、内容が少し古いなという疑問が解けました。 最初にたくさんの謎があらわれ、解決したように見えて、次の謎が浮かび、最後に氷解するストーリーの構成が見事です。今読んでも充分に楽しめる本です。 面白いんだけど・・・ ほかのレビュアーのかたも書いていましたが、 犯人の動機が今ひとつ、共感できなくて・・・。 面白かったけれど、 「えー、そんなことでこんなテロを起こしちゃったのぉ?」 って感じでした。 主人公のアル中さんには、非常に魅力を感じただけに、 残念でした♪ 背景がとてもリアル! 史上初、江戸川乱歩章と、直木賞をダブル受賞した作品らしい。 ずっと読みたいと思っていたが、作者の藤原伊織さんが亡くなってしまい、 追悼特集ということで本屋に平積みされていたものを購入した。 新宿の公園で爆弾テロが起き、アル中のバーテンも巻き込まれる。 アル中のバーテンが主人公という、ちょっと変わったキャラクター設定。 テロの被害者の中には、かつての友人も含まれており、 色々なつながりや、過去に起きた事件なども絡んできて謎が深まり、 色々なことが紐解かれるラストの方は、気になって止められずに読みきった。 新宿の街の描写や、ホームレスの存在や、ストーリーを取り巻く背景が 馴染みがあるところもあり、とてもリアルに感じた。 新宿でテロ・・ ありそうで、怖い気持ちも正直ある。 |
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