■新幹線殺人事件 (角川文庫)
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購入、もしくは詳細を知っている方など、一般のアマゾン利用者より寄せられた感想。 総合平均おすすめ度: トリックは面白いが、人間模様が雑 全体的に読んで感じることは、「新幹線殺人事件」という事件そのものが薄らいでいて、芸能プロの内幕ばかりが印象に残る作品だ。 森村誠一氏の初期の作品であるがためか、登場人物の人間模様などが客観的すぎて、読者を引き込むまでには至っていない。 「終着駅」や「夜行列車」に登場する人物像のように、もっと極端で深い境遇を醸し出している背景が描かれていたら、この作品の評価はもっと高かったと思える。 この作品では人物像が平面的で、似たような背景を作りすぎている。 当時の社会性を描いたとはいえ、もうちょっと異質な面が取り込まれていたらさぞ面白かっただろう。 しかしながら、事件解決に向けての刑事らの推察や意見のぶつかり合いの妙手は見事である。こういうところの筆力は今読んでも初期作品ながら高いと感じる。 |
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